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このランキングにおいて上位に入っている会社のほとんどにみられる共通点があります。
それはBtoBのコミュニケーションが多い会社であることです。
なぜ BtoBが良いのでしょうか。
それはお互いに会社の看板を背負っている同士での商談、コミュニケーションになるので、気を使ったコミュニケーション、常識を守ったコミュニケーションになるためストレスが起きにくいからであります。
1位2位の東京建物、三井不動産は商業ビルの開発などを手掛けますがコミュニケーションをとる相手として建設会社の現場監督者や設計担当者、ビルにテナントを出したい会社の担当者、ビルを運営する上で連携する会社の担当者などがあります。
みなさん常識をわきまえたコミュニケーションをとられるというのはなんとなくでもわかるかもしれません。
またその他ランキングに入っている会社として川崎汽船、アドバンテスト、ファナック等ものづくり系の会社があります。
これらの会社もコミュニケーションを取る相手は下請けの工場や販売会社などやはり法人になります。
それ以外にみられる会社はカゴメ、キリンホールディングス等メーカーがあります。メーカーもコミュニケーションを取る相手は工場や販売店で個人のお客様とは直接接しません。モニタリングで個人を相手に話すことはありますがモニタリングは限定的で良い客層なのでそこにストレスはかからないでしょう。またこれらのメーカーははっきり言って単純な商品です。例えば機械に比べると食品は複雑性がないモノで業務をこなすうえでのハードルが低いとも言えます。
また大企業であり個人客を直接の相手にしていないことは休みを取りやすい会社になりやすいです。多くの会社が土日祝日を休みにしていますし有給も付与してコンプライアンスを守り働きやすい体制にしています。
逆にBtoCつまり法人がお客様と直接接する場合はストレスがかかることが多い傾向にあります。小売店、宿泊業、ハウスメーカーもです。
これらの業界はお客様からクレームが起きやすく、お客様の時間に合わせないといけないので過度な労働時間になることも起こりやすいです。どうしても法人より個人の方のほうがいろいろと要望やクレームを言いやすい環境、立場になるというのがあります。
職業選択する際に BtoBなのか BtoCのビジネスモデルなのかという要素を考えなくてはならない人もいます。