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企業がほしがる人材とは


企業がほしがる人材というとよく言われるのが、コミュニケーション能力や行動力、主体性、意欲的であることなどがあげられますよね。最近だとSNSITの専門スキルなんかも一部の業界では評価されます。


こういった記事、情報は基本的には中規模企業以上の面接官の回答です。言い換えると面接官は、最終権限のないことも多いです。また、もし内定後入社しても一定規模以上の会社なので長期的に近い距離間で働くことは少ない場合が多いです。


何が言いたいかというそういった組織の面接官は立場上、社長からの評価を下げたくないので化けるかもしれないが危険な香りもしそうな人材は避けがちです。自分と近い距離間で働くわけじゃないから仲良くなれそうとかどうでも良くて、最初にあげた能力以外にも、ちゃんとしてて真面目に継続的に働いてくれそう、、そんな人材は面接を通すことが多いと思います。


人にはコミュニケーション能力、主体性、行動力などがない人だってたくさんいます。しかしそのような人でもそこそこの倍率の面接に通り採用されることはもちろんあります。

特に多いのが一次面接、二次面接みたいなのがなく、社長が直接1回面接して採用するか否かを決める会社です。どちらかと言うと小さな会社が多いですね。社長じゃない人でも採用決定権を持っている組織もあるのでそれも含みます。

こういった組織ははっきり言ってどんな人物が採用されるかなんて分かりません。採用決定権を持つ人の考え方、感覚で決めるからその答えはみんなバラバラです。

・一緒にいて面白い人が好きだから面白い人が欲しいな

・歳も近いし仲良くなれそう

・とにかく仕事の納期にいつも追われるので、無駄口せずスピーディーに正確に作業をこなしてくれたらそれでいい。社交性なんかむしろない方がいい。

・女性で美人な人がいい

・社長の私が会社をどうするか全て決めるから、自分の意見なんて言わない人の方がいい。私が決めたことを従順にしてくれる人がほしい。

・肉体労働をしたくないのでかわりに肉体労働をしてくれそうな人がいい

・給料が低くても文句を言わす継続的に働いてくれるひとがいい

・パソコンに詳しい人が欲しい

・直感で採用するか決める



このような感じで人によって採用する基準は

バラバラです。それは会社が人材を必要とする背景も違うし、採用決定権者の欲しい人材の考え方が違うからです。 

答えがあるような資格試験では全く勉強せずに受けると何度受けても受からないでしょう。面接が何回もあるような人気の大企業では人によっては何十回そのような会社を受けても受からないでしょう。


ただそのような人でも社長面接しかないような企業は受かったりします。何社か受けて受からないようでも何十社と受けると受かると思います。ある企業では全く相手にされなくても他の企業の社長からしたらちようどこんな人が欲しかった。そんなことがあるのが大企業の面接ではない良さなのです。