フリーランスという言葉はここ数年で一気に社会に浸透しました。
フリーランスという働き方が身近になり、会社勤めや起業だけが働く手段ではないなという認識がある人は多いと思います。
実際フリーランスで月50万稼いでいるとかいう方はいらっしゃいます。しかもフリーランスって勤務時間は自由で好きな時間から仕事を初めて好きな時間に仕事を終われる、通勤しなくていいから通勤ラッシュの大変さもない、嫌な上司との付き合いや行きたくない飲み会もないなどメリットも多いです。
だからこそフリーランスになる人は多いのですが、ここ最近はそんなフリーランス業界は変化が起きています。というのも競争が激しくなっているのです。
フリーランスとして、または副業として仕事しますよって人が多い、つまり分母が増えてるんです。例えばwebサイト作りますよとかコーディングしますよなどといった人は星の数ほどいて供給過多にあり、それに対して仕事を依頼する側としてもどんどん安く依頼しようとしてきます。
その結果として安い単価でないと仕事をもらえないという状況になり、時給換算すると最低賃金を下回るなんてこともざらに起こってしまっています。
月50万稼ぐ人もいるのはいるのですが実は月に10万以下しか稼げない人のほうがたくさんいるのです。その結果また会社勤めに戻るという選択をせざるを得なくなってしまいます。
会社勤めで月の総支給20万円プラス年2回合計2ヶ月分の賞与とすると１日働いたら1万2千円くらいもらえています。しかもそれが毎月安定してもらえる。
これがいかにフリーランスでそれだけ稼ぐことが大変かは経験した人はわかるかと思います。
国民年金や国民健康保険よりも手厚い厚生年金、社保に入れることも実はとてもありがたいことです。
もちろん仕事に何を求めるかによって会社員が向いてるかフリーランスが向いてるかは変わり、一概に言えないところはありますが、言えることとして、スキルがあまりなくても安定して稼げるのは会社員で、スキルが抜群にあれば稼げるのはフリーランスというのはあります。しかしスキルを誰にも負けない領域にするのは容易なのでしょうか。
それはやり方を間違えるととても難しいことですが、発想を変えるとそう難しいことでもなかったりします。
詳しく説明するとただプログラミングを極めて、誰もが使いこなせないがニーズがある言語やプログラミングスキルをもつというのはそう簡単なことではありません。
しかし標準的なプログラミングスキルを持っているということプラスあなた自身の他のスキルを織り交ぜるということであればそう難しいことではありません。
例えばプログラミングのスキルだけでなく飲食店でマーケティングのスキルがあるのであれば飲食店に特化して、システムを作るだけでなく飲食店で売り上げ拡大、マーケティングのコンサルティングも併せてしますよとすれば一気に希少価値もあがるのです。プログラミングスキルにおいてオンリーワンになるのは難しいことですが、プログラミングスキルプラス今お持ちのスキルやノウハウを組み合わせるという発想であれば案外簡単に希少価値があがりフリーランスでも稼ぎやすくなります。
